大会長挨拶

開催のあいさつ

記念すべき第40回の医療情報学連合大会を開催する栄を賜りました。浜松では過去に第20回、第30回と開催されましたが、交通の便がよく、会場も展示、講演とも適しているとのお褒めの言葉を頂いており、今回もそれらを活かした大会としたいと思います。

20回の際にはじめた、他学会との共催企画も、いまやあふれるほどになり、病院の中で各科、各部門をつなぐ地位を医療情報は深めている感を受け、慶賀に絶えません。

今回のテーマは、「医療をはかる 〜規、測、図、諮、諜、慮〜」としました。20年前の故開原東大教授の退官講演で、経済が社会を測るものさしなら、医療情報は医療を測るものさしである、というお言葉がありました。当時は医療について、評価すると口にすることすら憚られていました。それが今や、測るだけでなく、その上流プロセス(規、図)や、下流プロセス(諜、慮)、さらにそれらがループするLearning health System(諮)にも、医療情報は対象を広げています。この方向性を示し、それぞれの位置づけを見据える会としたいと思います。

同時にAPAMI Conference(国際医療情報学連合アジア太平洋支部学術集会)も、日本医療情報学会理事長の中島直樹先生を大会長に開催されます。基本的にはどちらの参加者もどちらの講演、展示、ソーシャルにも参加できるようにして、国際交流を図りたいと思います。それをいい機会として、IMIAの理事会、総会、IAHSI(国際医療情報アカデミー)総会も開かれ、各国の医療情報のリーダーが集まります。英語の特別講演には、ICD-11のアドバイザー、HL7 FHIRの中心人物が予定されています。

アメニティ面も、過去の大会を超えるものを考えており、お誘いの上、奮って演題投稿、参加をお願します。


令和2年3月吉日

第40回医療情報学連合大会
大会長 木村通男
浜松医科大学医療情報部